プレイヤーの玉発射処理の作成

続いて、ネコが玉を発射する処理を実装します。

 

上向きカーソルキーを押すとネコが上空にバスケットボールを投げるようにします。

バスケットボールは最初表示されていません。上向きカーソルキーを押すことで、バスケットボールのスプライトが、ネコが表示されている位置で表示され、上方に射出され、画面上部まで移動したら表示を消します。

 

バスケットボールを上に投げた(飛ばした)際の簡単なアニメーションも実装します。バスケットボールがくるくると回転するようにします。

 

まずバスケットボールのスプライトを新規作成します。スプライトリストから、「新しいスプライト:」の「フォルダのボタン」を押してください。

「Things」フォルダをダブルクリックしてバスケットボール(basketball)を選択し、「OK」をクリックします。

バスケットボールのスプライトが追加されました。

続いて、バスケットボールにスクリプトを追加します。スクリプトリストでバスケットボールを選択し、以下のようにスクリプトエリアにブロックを配置してください。スクリプトは2つあります。パラメーターも忘れず変更してください。「端に触れた まで繰り返す」のブロックは、「 まで繰り返す」のブロックに「 に触れた」のブロックを重ねて、パラメーターを「端」に変更します。

プログラムを実行してみましょう。ネコが上向きカーソルキーでバスケットボールを上に投げるようになりました。バスケットボールは、ステージ上部(端)に当たると消えます。

スクリプトの説明をします。すでに学んだブロックが多数ありますが、再度説明しています。まず一つ目のスクリプトです。

 

「緑の旗がクリックされたとき」

プログラムを開始するとこのブロックから下に順に実行されます。

「大きさを30%にする」

スプライトの大きさを変更する命令です。もともとの大きさの半分(30%)に変更しています。

「隠す」

スプライトを非表示にします。

 

続いて2つ目のスクリプトです。

 

「上向き矢印 キーが押されたとき」

上向きカーソルキーが押されるとこのブロックから下に順に実行されます。

「スプライト1 へ行く」

「表示する」

スプライトの表示位置をスプライト1(ネコ)と同じにしてバスケットボールのスプライトを表示するという意味です。これでネコがバスケットボールを投げているように見えます。

「端 に触れた まで繰り返す」

「ずっと」の処理に似ています。「まで繰り返す」はその条件が満たされている間はずっと繰り返し実行されます。このプログラムの場合は、画面の端にバスケットボールが当たるまで処理が繰り返されるという意味です。

「Y座標を8ずつ変える」

スプライトが上側に8移動します。バスケットボールが上に飛んでいるように見えます。

「5度回す」

スプライトを回転させて表示する命令です。バスケットボールが回転して飛んでいるように見えます。

「隠す」

画面の上端までバスケットボールが飛んだら、スプライトを非表示にします。

 

プログラムを開始するとバスケットボールを一旦非表示にして隠しておきます。そして、上向きカーソルキーを押すことで、バスケットボールを表示させ、Y座標を加算する処理を行っています。

 

だんだんゲームっぽくなってきました!しかし、いくつか足りないですよね。ボールが飛行機やヘリコプターに当たっても何も変わりません。次項以降ではよりゲームっぽくしてゆきます。

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