この章で作るゲームについて

それではこの章では簡単なゲームを作ってみたいと思います。スクラッチのバージョンは1.4です。スクラッチ2.0でも同様なプログラミングが可能です。画面レイアウトが若干異なります。最大の違いはスプライトの設定がスクリプトエリアで行うのではなく、スプライトリストの「i」ボタンから行う点です。

 

この点について簡単に説明します。

スクラッチ1.4では、前章でも使用しましたが、スプライトの回転の設定をスクリプトエリア上部で設定しました。

それに対して、スクラッチ2.0では、同様の設定を行う際に、ステージ下のスクリプトリストから青い「i」ボタンを押すことで行います。

「i」ボタンを押すと、以下のような画面に変わり、スプライトの設定を変更できるようになります。

本章では、スプライトの設定のうち、回転の種類を使用します。以下プログラミングを行う際に読み替えて頂けましたら幸いです。

 

この章で作るゲームは、簡単なシューティングゲームです。

こんな仕様のゲームです。

・上空には飛行機(敵)とヘリコプター(敵)が飛んでいます。

・プレイヤーは、ネコをカーソルキーで操作して左右に移動します。

・ネコは、上矢印スキーを押すと、バスケットボール(玉)を上に投げます。

・バスケットボールが敵に当たると、敵が破壊して、スコアが1点加算されます。

・背景は夜の街、ゲーム中はBGMが再生されています。

・敵をすべて破壊して2点獲得するとゲーム終了です。

 

前章で学習していない内容として、玉の発射処理、敵と玉の衝突処理、変数を使ったスコア加算処理、ゲーム終了処理等があります。

 

ゲーム開発をする場合、まずどのようなゲームを作るのかを決定します。作りながら考えるでもいいですが、完成形を決めてから制作するのが正しいやり方です。続いて、ゲームで使用するリソースを準備します。

 

リソースとは、ゲームで使用するグラフィックやサウンドを指します。業界では具材と呼ぶ方もいます。今回制作するゲームでは、スクラッチが提供しているリソースを使用しますので、事前の準備は不要です。それでは順に実装してゆきます。前章で説明した内容は説明を簡略化/省略しています。

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