スクラッチには2つのバージョンある

現在スクラッチには、2つのバージョンがあり、併用されています。目的や子供の年齢や家庭環境等によって使い分けるのがいいと思います。パソコン本体にインストールして使用するアプリケーションタイプの「スクラッチ1.4」と、インターネットエクスプローラーやChrome、Safari等のWebブラウザで使用可能な「スクラッチ2.0」です。後者のほうが新しく、スクラッチ1.4に比べて命令の種類が多いので、いろいろなことが簡単に実現できるのがメリットです。しかし、インターネット接続が必須で、webブラウザを使いますので、子供からすると非常に気が散りやすい環境ではないでしょうか。

 

また、スクラッチ2.0サイトでは、他のスクラッチユーザの作品(例えば、非常に完成度の高い面白いゲーム)を自由に遊ぶことができてしまうので目を離すとゲームばかりして…という状況も想像に難くないでしょう。メリットとデメリットがあります。

スクラッチ1.4

 

スクラッチ2.0

 

では、どちらのバージョンを使用するのがいいのでしょうか。安全、機能、ソーシャルなど何を優先させるのかによって、段階に応じて子供に与えるタイミングをお父さんお母さんがコントロールするのがいいと思います。

 

まずはスクラッチ1.4を使ってお子さんの様子を見るのが正しい判断だと思います。スクラッチ1.4はできることが限られていますが、プログラミングの習得の最初のステップとして十分な機能を持っています。ある程度スクラッチ1.4が使いこなせるようになってから、よりできることがたくさんあるスクラッチ2.0に切り替えてゆけばいいと思います。

 

スクラッチ1.4は、できることが限られている分だけ習得は早いです。また、スタンドアローン(インターネットに接続することなく利用が可能)タイプのアプリケーションなので、リスクが少なくまずプログラミングってどんなものなの?を勉強するのに最適なアプリケーションです。

 

今後に備えて、まず、両方の制作環境を作るといいかと思います。そして、最初にスクラッチ1.4で子供たちをプログラミングに触れさせて、より複雑なことを学ばせたいと思ったら、webブラウザ版のスクラッチ2.0のほうを主に使用してみるのがいいと思います。

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